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デイサービスや高齢者施設ではさまざまなレクリエーションが行われています。
レクリエーションを毎回考えるのも大変だし、毎日同じようなレクリエーションで高齢者も飽きてしまっている…
そんな悩みはありませんか?
最近、高齢者が安全に行えるレクリエーションとして棒サッカーという競技が人気を集めています。
この動画では専用の道具を使用していますが、実際にはなかなか道具を購入する予算が出ないですよね…
この記事では棒サッカーを手作りする方法やルール、リスク管理などを解説していきます。
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棒サッカーに必要な道具
一般社団法人日本棒サッカーでは全国大会を行っており、明確なルール設定や道具の指定があります。
しかし、それぞれのなど介護施設で行う際にはそれほど多くの道具は必要ありません。
棒サッカーで必要な道具は以下の通りです。
- 新聞紙を丸めた棒(人数分)
- 同じサイズのダンボール(2つ)
- 大きめのゴムボール
- 椅子
新聞紙を丸めた棒は棒体操で使用するものでOK。
ビニールテープで色分けすると、チームに一体感がでます!
新聞紙の棒でも大丈夫ですが、可能であれば100円均一に売っているスポンジ製の剣のおもちゃがおすすめです。
店舗に在庫がない場合もあるので、スタッフに訪ねてみて下さいね。

新聞紙の棒だと少し硬いので、となりの人に当たってしまうと事故の原因となってしまいます。
スポンジ製の棒であればもし当たってもそれほど痛くないのでおすすめ。
ダンボールは一面だけカットしてゴールを作ります。
ダンボールのサイズは小さすぎなければOKです。
棒サッカーに必要な道具は100円均一でほとんど揃えることができますね!
低予算で実施できることも棒サッカーの魅力です♪
参加が座る椅子はがっちりとした椅子を使用します。かなり激しく動くので、椅子ごと倒れてしまわないためです。
折り畳みパイプ椅子や回転椅子は避けたほうがいいでしょう。
棒サッカーは車椅子の方でも参加できます!椅子の代わりに車椅子をそのまま使用してもOKです。
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棒サッカーのルール
棒サッカーのルールは同じチームが一列に座り、棒でボールを転がしてゴールまで運ぶという簡単なルールです。
参加者は偶数になるように調整が必要です。
人数が奇数ならスタッフが入って調整しましょう。
参加人数は5対5の合計10人ぐらいがベスト。
棒と椅子、スペースさえ確保できれば人数が多くなっても大丈夫です。
少ない人数では2対2の合計4人でも実施可能です。
もちろん、参加人数が多い方が盛り上がるので、積極的に参加されるように声かけしてみましょう!
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棒サッカーの注意点
レクリエーションは介護施設の中でも事故やヒヤリハットが多い行事です。
参加者の方が安全に楽しんでもらうように棒サッカーでの注意点を把握しておく必要があります。
スタッフでリスク管理を共有しておくとともに、参加者にもレク前に注意事項を説明しておきましょう。
棒が隣の人に当たらないように注意
よくあるのが棒を振り回して周囲の人に当たってしまうことがあります。
こちらの動画ではとても盛り上がった棒サッカーをされていますが、棒が周囲の人に当たっていますね。
しかし、棒は新聞紙ではなくスポンジ棒を使われているのでリスク管理はきちんとされていますね。
スポンジ棒が準備できない場合は椅子同士を少し離しても良いでしょう。
もちろん、事前に説明しておくことも大事です。
レク中の転倒に注意
レク中はボールに集中し過ぎて椅子から転倒・転落されるリスクがあります。
椅子から立ち上がったり、体を大きく傾けたりしないように説明をしておきましょう。
座位バランスが悪い方の普及には必ず職員がそばに着き、危ないときにはすぐに対応できるようにしておきましょう。
移動時の転倒に注意
棒サッカーのレク中だけでなく、開始と終了時の移動にも気をつけましょう。
特にレク終了時には参加者が一斉に移動されるため、転倒リスクの高い方には注意しておきます。
レクが終わった後は職員が順番で誘導することを説明しておくといいですね。
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まとめ
棒サッカーは座ってできるので、多くの高齢者が参加することのできるレクです。
介護施設の利用者さま同士が交流をされるきっかけにもつながりますね。
ぜひ実施されてみてはいかがでしょうか?