防火ポスターコンクールの季節がやってきました!
防火ポスターに必要不可欠なイラストといえば「火」の書き方です。
防火ポスターの8~9割には「火」が書かれており、火をどれだけ上手に表現できるのかが防火ポスターの攻略法です。
この記事では防火ポスターにおける「火」の簡単な書き方や参考になるお手本を紹介していきます。
【イラスト】簡単な火の書き方
防火ポスターで必須となるイラストが「火」です。
お手本がないまま火を書いてしまうとかなり難しいです。火のイラストはお手本を基本に自分なりのアレンジを入れて書いてみましょう!
火イラストは内側・真ん中・外側の3箇所で色を変えると上手に書けます。
色は以下のように色分けしましょう。
- 火の内側→薄いオレンジ
- 火の真ん中→オレンジ
- 火の外側→赤

▲¥青色で火を書くと「ガスの火」や「恐ろしい火」を表現できる。
なお、火の色は3色以上でもOKです。
内側から外側に向けて白色→赤色へグラデーションしていきましょう。

画用紙のフチを利用してダイナミックに表現
火のイラストは画用紙のフチを利用して書く方法もあります。
わざと火の全体像を書かないことにより、火をダイナミックに表現できます。
イラストの全体像を書かないテクニックは火だけでなく、人物や建物のイラストにも有効です。

▲画用紙のフチに火を書くことで大きな炎を表現できる

▲アニメっぽい火のイラスト。丸みのある曲線で書いてみよう!
火事・火災のイラストの書き方
防火ポスターでよく採用されるイラストが建物の火事です。
まずは下書きで建物を書いてみましょう。
後で火を追加した方が書きやすいです。
火を書くときは建物の裏側と表側の両方から書くとリアリティの高いイラストになります。

▲左上は建物の裏、右下は建物の表から火を書いている。
また、建物の火事で重要になるのが煙の様子です。
モクモクと立ち上る煙のイラストは火事の恐ろしさを表現するうえで大切なポイント。
煙は灰色だけ一色で書くと、煙のイラストだけが寂しく見えてしまいます。
薄い灰色・濃い灰色を使い分けて煙の立体感を表現するとよいでしょう。