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平成31年度(2019年)の防火ポスターコンクールの時期がやってまいりました!
今年の標語は「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」となっています。
必死になってポスターを作成している子どもを見ているとなんとか手伝ってあげたいと思ってしまいますよね!
- ポスターの書き方なんてわからない!
- どうやって教えていいのかわからない…
- 絵がヘタだから入賞なんで無理!
実は、上手にポスターを書けるかどうかを決めるポイントはその子センスでありません。
ある程度の知識があれば、誰でも入賞のチャンスあるんです!
この記事では、標語にマッチした構図の考え方や具体的なイラストのテクニック、参考になるイラスト例を紹介していきます。
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Contents
防火ポスター2019公募要項
ポスターコンクールは生活協同組合全日本消防人共済会が毎年開催しており、全国統一防火標語というテーマにマッチしたポスターの募集をしています。
平成31年度(2019)の全国統一防火標語である「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」に適したポスターを制作しましょう。

この防火標語に合わせて、
- 「火災予防」についての意見や考え
- 火遊びや火災の防止
- 防火に関する意識を高めること
この3点をイメージしてポスターの絵を考えていきましょう。
平成31年度(2019)の防火ポスター公募要項は現時点(6/21)で発表されていませんでしたので、参考までに昨年(2018年)の募集要項を掲載しておきます。募集が開始され次第、新しい情報を掲載します。
応募資格
全国の小学生(小学4年生以上)及び 中学生
応募規定
①用紙 のサイズ・厚みは自由
②図案は全国統一防火標語に合致するもので、未発表の作品であること。
③採用図案には後に防火標語を印刷するため、図案デザインのみであること 。
賞
入選者(佳作以上 )には賞状及び記念品が贈呈されます!
①最優秀賞 1名(5万円相当の記念品)
※最優秀賞受者の在籍する学校に10万円相当記念品を贈呈
※受賞者・保護1名及び学校関係者1名を12月下旬に日本消防会館(東京都港区)で開催する表彰式にご招待。
②優秀賞 2名(2万円相当の記念品)
③佳作 若干名(5,000円相当の記念品)
④参加賞 審査対象となった作品で上記以外の作品のみ(記念品)
提出期限
東京都支部(東京都消防協会)への提出(提出期限は未発表)
その他の支部については各消防協会などに確認すること
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防火ポスター書き方のコツ『ひとつずついいね!で確認火の用心』
ポスターを書き出す前に、テーマ(標語)にはどのような意図があるのかを考えてみることから始めてみましょう。
今年の標語は「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」ですね。ちなみに、昨年(2018年)の標語は「忘れてない? サイフにスマホ火の確認 」でした。

▲平成30年度全国統一防火標語「忘れてない? サイフにスマホに火の確認」の最優秀賞作品
今年の標語も昨年と同様にスマホに着目した標語になっていますね。
- スマホ
- 火の確認(人物など)
まず、この2つのキーワードをフォーカスした構図が考えられます。昨年の最優秀賞作品も標語にあった財布とスマホが描かれていましたね。
昨年と異なるのは「いいね!で確認」という標語。つまり、ツイッターやインスタグラム、FacebookといったSNSを題材としています。
SNSでの人とのつながりをどのように絵で表現するかが重要なポイントです。人とのつながりを表現した絵を取り入れてみると、標語にマッチした作品に仕上がります。
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ポスターの参考になる絵の例を紹介!
平成31年度(2019)全国統一防火標語「ひとつずつ いいね!で確認 火の用心」に適した参考になるイラストを紹介していきます。
普段、絵やイラストなんて書いたことないのに急に防火ポスターを制作するなんてムリです!
まずは完成されたイラストを参考にして、下書きを書いてみましょう。もちろん、丸パクリはNGなので、アレンジを加えてオリジナルのイラストにしてみてくださいね!
人とのつながりを表したイラスト
こちらは人とのつながりを表したイラストです。人同士が肩を組んだり、手をつないでいる様子が標語にマッチしています。人とのつながりに加えて、火災や防火に関する絵を組み合わせるとよいでしょう。



SNSやネットでのつながりを表したイラスト
こちははスマホやSNSでのつながりを表したイラストです。標語にマッチしたいい感じのイラストですね。


「いいね!」に関するイラスト
こちらはSNSでの「いいね!」に関するイラスト。実在するSNSの商標に引っかかってしまわないように、丸パクリするのはやめておきましょう。あくまでも参考までに。



これらのイラストを防火・防災とうまく組み合わせることが今回の防火ポスターのポイントになります。
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入賞を狙える防火ポスター制作のコツ
ポスターという媒体は遠くから見ても伝えたいイラストやメッセージがはっきりと明確に表現されていることがポイントです。
キーワードに関する絵たくさん入れてみただけの構図では、「ごちゃっ」として何が伝えたいのかわかりにくいポスターになってしまいます。
まず、もっとも表現したいキーワードに関するメインイラストを1つだけドンと大きく取り入れます。
そして、メインイラストを補足するイラストを2つぐらい入れてみましょう。
今年の標語であれば「人とのつながり・SNS」がもっとも強いキーワードです。スマホに関連した人とのつながりやSNSにフォーカスして構図を考えてみてください。
防火ポスターコンクールは後に標語が印刷されるため、図案のみ作成していきます。
「この図案は標語にマッチしたメッセージが表現されているのか」を意識してみましょう。
防火ポスターの公募は小学生(4年生以上)・中学生を対象としているため
必ずしも絵を書く技術を求められているわけではありません。
ポスターを見た人の心に響くメッセージ性があるのかどうかが重要です!
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ポスター構図や書き方のおすすめ動画
絵を書く技術が求められているわけではないですが、親としては、やっぱり上手なポスターを書いてほしいと思ってしまいますよね。
ポスターの構図についてはこちらの動画がわかりやすく解説されています。
ポスターは水彩絵の具よりも、はっきりと濃淡を表現できるアクリル絵の具がおすすめ。
こちらの動画は水彩画ですが、下絵の書き方やどのような順番で色を塗っていくのかというポイントはポスター作成にも応用できます。
こちらの動画は少し専門的ですがアクリル絵の具の塗り方について詳しく解説をしています。